fam
coffee work 02
「おいしい」からつながる。
新大久保駅直結のビル3階にあるポップアップストア「K,D,C,,,」での期間限定出店にあわせて6月から登場した「fam」。各地の生産者が心を込めて作った青果をジャムやソースにして生活者に「おいしく」味わってほしいという気持ちを届けるメニューを提供している(~9/12)。
①コーヒーセットのご提案
当日使用したメニュー
2021/8/24-26
ジャムをメインに扱うポップアップショップに
コーヒーで寄り添うご提案。
famのコンセプト「おいしい」からつながるをキーワードに「つながり」を意識したコーヒーの提案/出張販売を行いました。
【主な提案内容】
①ジャムに合わせたセットとしてのコーヒー。
②ジャムをフューチャーし、ジャムの可能性を広げるメニュー立案。
③期間限定での業務用お取り引き。(約3ヶ月)
famのジャムメニュー
ジャムの豊富な種類に対応し、コーヒーのご提案をしました。いつもコーヒーは決まったものを選んでしまいがちですが、ジャムを主役に少し新しい発見を楽しんでいただきました。
また、今回は「つながり」をコンセプトにし、私自身が現在コーヒーを好きになるきっかけとなったロースターさんの豆もゲストビーンズとして選べるようにしました。
saturday breakfastさんの山塩スコーンと合わせて。
ジャムにフォーカスしたコーヒー豆のチャート
こしばがコーヒー…
nichi nichi coffeeさん(guest beans)
わかき珈琲さん(guest beans)
どちらのお店も私がコーヒーを好きになるきっかけとなったお店です。
お越しいただいた方のコーヒーにまつわるお話を聞き出すきっかけにもなりました。
②ジャムの可能性を広げるメニュー立案
今回、豆の個性がよく表れているコーヒーを選びました。そういったコーヒー豆はおいしい酸味が特徴的で、フルーツなどの単語で表現されることが多いです(中にはナッツなどの表現もありますが)。
そのコーヒーが持つ果実味や特徴を、ジャムの果実味と掛け合わせたドリンクを提供しました。
フルーツソースラテ(エアロプレス使用)
越後姫ローズマリー × エチオピア (ゲデブ・ウォルカ)
いちごのお姫様「越後姫」に、レモンやローズマリーを加えた、爽やかさが絶妙なバランスの新潟県「rucoto」さんのフルーツソースを使用しています。
福島県喜多方市に店舗を構える「nichi nichi coffee」さん焙煎のエチオピア(ゲデブ・ウォルカ)は、アナエロビックナチュラルという精製方法で、フルーティで赤さを感じる圧倒的なフレーバーときれいさが印象的。
ラテ(厳密に言えばオレですが)とフルーツソースを掛け合わせることで、いちごチョコミルクの様な印象に仕上げました。
コーヒーフルーツソーダ
藤五郎梅 × ブラジル (シティオダトーレ)
藤五郎梅のもつレモンのような酸を活かしたフルーツソースをエスプレッソとやさしい刺激が特徴の奥会津の天然炭酸水で割っています。
エスプレッソトニックに近い印象ですが、それよりも、涼やかでやさしげなソーダを目指しました。こちらのフルーツソースも「rucoto」さんのものを使用しています。コーヒーは「こしばがコーヒー…」が焙煎しました。